森のようちえんに憧れる話


【来たる新年度…保活再び?!】


実は、我々一家は来年度から新しい土地に移ることが決まっています。

以前、こちらの保育園決めの記事で書いた通り、 

今通っている園には本当に満足しているのだけど、今回は転園せざるを得ない状況。

私は新天地ですぐに就活するつもりがないので保育園には通わせられないけど、

せっかく今年度1年かけて育んだ“他者と関わる力”とか“集団生活の感覚”を、めんペンくんにはなくしてほしくない! 

ということで、おいぬさんと私の考えが一致しております。


てなわけで、新年度からは、毎日でなくてもプレスクールのようなところに行かせられたらなーと思って、ぼちぼち情報を集めているところです。



【森のようちえんって?】

そこでふと思い出したのが“森のようちえん”の話。

以前は教育系の職場に勤めていたのですが、そこで同僚と“幼少期の自然体験の大切さ”について話したことがあります。

幼少期に草や土を裸足で感じている子は犯罪率?非行に走る率?が下がるだったか、集中力や成績が上がるだったか、そんなことでした。


(だいぶ前の話かつエビデンスが見つからず、めちゃくちゃ曖昧ですが…

まあ、裸足保育が良いとか、自然に体を触れさせるのが良い、みたいな話自体はよくありますよね。 

ググったらいっぱい出てきます。 )


同僚に「森のようちえんってのがあるんだよ」と言われ、そこで初めて存在を知りました。


森のようちえんとは…

北欧やデンマークからドイツに広まったもののようですね。

テレビではよくドイツが紹介されているイメージがあります。

世界ウルルン滞在記「ようこそ!杉浦太陽 寒くてもへっちゃら!ドイツ・教室のない森のようちえん(#561)」 | MBS動画イズム

俳優の杉浦太陽(26)がドイツ・クワイヒハンバッハにある“森の幼稚園”を訪ねる。 “森の幼稚園”は、園舎も敷地も、備え付けの遊具もない幼稚園。子供たちは一年中、四季を通して森の中で自然と触れ合いながら、想像力の赴くまま自由に遊ぶ。現在、その数はドイツ全土で400以上。子供たちと先生は毎日歩いて森の中へ向かい、春ならおたまじゃくしを見つけたり花の名前を覚えたり、夏にはせせらぎで水遊び、秋には森のベリー集め、冬には雪の上でそり遊び…と、四季を体で感じ森での生活を楽しむ幼稚園で、ドイツでもブームになりつつあるという。 杉浦が訪ねたのは、クワイヒハンバッハにある森の幼稚園。保育氏のハイディ先生(40)が9年前に立ち上げた“森の幼稚園”で、園児は全部で11人。先生はハイディさんひとりで、“森の幼稚園”の考え方に興味を持ち、日本から研修に来ている菅原倫世さんがアシスタントを務めている。森に手を加えないというモットーから、移動可能なワゴン車が事務所の代わりだ。 杉浦は、息子のアントン君(4)を“森の幼稚園”に通わせるお母さん、ゲーザ・ボルツェさん(37)のお宅にホームステイ。毎朝、アントン君と一緒に“森の幼稚園”にでかけ、終了時間の12時半までを園児たちと森で過ごす。 「ぶなの森」「白樺の森」「小川」「コケの森」「天使の芝生広場」など、5、6ヵ所のなかなからその日に行く場所を決め、山道を散歩しながら向かうのだが、子供たちの興味の向くまま、途中の寄り道もOKだ。目的地に着くと、その場にあるものを使って思いつくまま遊び出す子供たち。森を人間の都合の言いように変えないという方針から、用意する遊び道具も木に結んでもすぐに外せるロープが基本。子供の自主性を尊重し、子供たちが何かをしている時に手を出さないのも大切な基本ルールだ。とはいうものの、実生活で2ヶ月の娘の父親である杉浦は、園児たちのワンパクぶりに怪我をしやしないかとしないかとドキドキヒヤヒヤ。 一方、午後は家でアントン君や1歳4ヶ月の双子の弟、姉のマーターちゃん(6)の世話を手伝って過ごす杉浦。ゲーザさん夫妻のドイツ流子育ての中にも、子育てのヒントはたくさんある。そんな中、ゲーザさん夫妻を二人で外出させてあげようと、4人の子供たちの1日ベビーシッターを買って出た杉浦だが…。お父さんとしては新米の杉浦は、“森の幼稚園”の活動やゲーザ

dizm.mbs.jp


日本にもそれなりに浸透してきていて、“森のようちえん全国ネットワーク連盟”もあります。


【のびのび遊ばせることのハードルの高さ】

そんなこんなで存在は知っていた森のようちえん。

最近自分が子育てするようになって、ふとこれについて思い出しました。


前職の経験もあって子どもに勉強を教えることは得意だし、私もおいぬさんも勉強が好きなタイプ。

家の中で済む話だし、我が家にとってはそんなに抵抗がないのですが…


外遊びって思いのほかハードルが高いんですよね。


  • 汚れることが気になる

服汚れるなー…家に砂持ち込まれるなー…とか考えちゃう。


  • 後始末が大変そう

上に関連して、洗濯が大変になるな…とか掃除しなくては…とか考えちゃう。


  • 思いっきり遊べる場所に連れて行くのが大変 

どこに行っても、結局危なくないかとか汚くないかとかを考えちゃう。

近所の公園もゴミが落ちてたり、ネコのフンがあったり、トイレが汚かったりして、

気づくと「ダメダメ」ばっかり言っている。


てな具合に、

“のびのび遊ばせる”ってめちゃくちゃ理想ではあるのですが、

実現させることは私にとっては難しく、日々悶々としているのです。



【憧れに立ちはだかる壁】

じゃあ、森のようちえん最高じゃ〜ん!!!!

と思うのですが、これまた壁があるのです。


それは立地。 

やはり“森のようちえん”というだけあって山間の立地が多いです。


…当たり前です、“森の”ようちえんなんだから。
完全に私のわがままですよ。

わかってるんですけどね。


車必須。毎日生活圏外へ送迎。自宅からの距離もそれなりにあるでしょう。

体力も根気も、日々の時間の余裕も要る。


やっぱりそれなりの覚悟がないと、生半可な気持ちでは難しいですよね。。。


というわけで、憧れは憧れのままになりそうです。


ただ今回は仕事するからとにかくどこかに預けなければ!という切羽詰まった状況ではないです。

めんペンの教育のためにすすんで預けたいという気持ちなので

今年度の保活とは、園を選ぶ基準も変わってくると思います。

自然体験や外遊びを重視しているかなど活動内容なんかも鑑みてゆっくり園を探したいなあ、と思っています。


新年度にはこういったことも記事にできたらと思っています。

以上、私のわがままつらつらでした。笑




こりす村〜1歳児母の子育てブログ〜

一児の母、りすが運営する育児と諸々のサイト「こりす村」です。 夫のおいぬさんと息子のめんごしペンギンと3人で暮らしています。 子育て、教育、英語、旅行、シナぷしゅなどなど…テーマは様々。 いずれは教材配布なんかもしたいと思っています!

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