これまでしていなかったのですが、最近寝かせる前に1冊本を読み聞かせすることにしています。
1歳半にして突然始めたので、意外と困ったこと、迷ったことなどがありました。
また、現在定着してきている読み聞かせの流れとやってみた感想をみなさんに紹介したいと思います。
まず初めに、やってみて困ったことや迷ったことを一つずつ紹介します。
・本を選べない。その場で読まないので怒る。
初日に苦戦したのは意外にもこんなところからでした…
まず「本読んであげるから1冊選んで~」と声をかけました。
これまでだと読んで欲しいときに勝手にもってくるスタイルだったのでこんな声掛けをすること自体が初めてでめんペンには理解できなかったようでした。
「絵本」という言葉に反応して本棚に向かったものの何冊も本を棚から出してしまいました。
「これとこれ、どっちがいい?」などと聞きながらなんとか1冊選ばせ寝室へ向かおうとしたのですが、今度はすぐに読み始めないことにお怒り…!
これはもう「ねんねのとこで読むよ~」と言うしかなく、とにかく急いで寝室へ移動し読み聞かせを始めました。
予想外の苦戦ポイントでしたが、これは何日も続けて流れを覚えてもらうしかありません。
もっと赤ちゃんの時から習慣化していたら変わっていたかもしれませんが、今回1歳半で始めようとしたときにはこんなことでも困ってしまいました。
・照明はつけるの?消すの?
次に悩んだのは、読み聞かせ中の照明です。
これまでは“寝室に入ったら寝る”という習慣づけのために、寝かし付けの前から寝室の照明は常夜灯に設定していました。
今回読み聞かせを始めるにあたって一番悩んだのはここで、薄暗い部屋で本を読んだら目が悪くなりそうだし、
部屋を明るくしてしまうと目が覚めて眠らなくなってしまうのではないかということでした。
私は暗い部屋で本を読ませることの方により抵抗感があったので、現在は柔らかい色の照明をつけて読み聞かせをし、読み終わったらすぐに常夜灯に戻すようにしています。
・もっと読みたいと言って寝ない。
最初の数日はこれがありました。
一度読み終わって照明を常夜灯に戻そうとしたときに絵本をふんだくって怒るのです。
初めのうちは本を読めば読むほど目が覚めてきてしまうのではないかと心配だったのですが、
数日やっていくうちにある程度読んだら自分で満足し、読むのをやめることが分かりました。
時間も時間ですし、さすがに眠いですよね。
しばらく待ったり、「もう一回?」と聞いたりして様子を見ることにしています。
・同じ本ばかりとる。それ?!というチョイス。
読み聞かせの本はめんペン自身に選ばせるようにしているのですが、数日連続で同じ本を選ぶことがあります。
また、こちらとしては物語を読んで聞かせようというつもりなのですが、
読むところの少ないしまじろうの冊子(もらいもの)、読み始めたらキリがないようなこどもずかんなど…
もう少し読み甲斐のある本を選んでくれてもいいんだけどな~と思いつつ、選択はめんペンに任せ、こちらで勝手に選んだり別のものに変えたりはしないようにしています。
小さなことですが、自分の選択に力があるということを少しずつでも体感してほしいと思って続けています。
読み方はそれなりに工夫をしていて、読むとところの少ない本では書いてあること以外の声掛けを多めに、
ずかん系は指を指したり繰り返して言ったりした興味のありそうな箇所を重点的に読むように心がけています。
何日か繰り返していくうちに流れを覚えてくれ、現在は夜の読み聞かせが定着しつつあります。
その流れをご紹介します。
① 寝る支度が整ったら「絵本選ぼう」と声をかける
② 「今日はこれだね」と確認して、抱っこして寝室へ
③ 常夜灯になっているので一度電気をつける(柔らかい色の光にしています)
④ 布団の上でひざに座らせ本を読む
⑤ 読み終わったらいつも寝ている場所へ寝転がるので、電気を常夜灯にする
⑥ 絵本は手と目の届かないところへ置き、寝かし付けする
もともとめんペンは決まった流れを好んで繰り返す性質らしく、 数日続けているうちにこの一連の流れにも慣れてくれました。
少し前までは自分のタイミングで絵本を持ってきて読み聞かせをせがんでいたのですが、 最近は乗り物にハマりすぎて、車のおもちゃで遊ぶか乗り物の動画を見てばかりでした。 絵本を読む機会が減っていると感じていたので、 寝る前の読み聞かせという形で生活のルーティーンに組み込むことができて良かったと思います。
“最近絵本を読めていない”という心配事が、新しいルーティーンに慣れるまでの数日間の頑張りで解消されたので、思い切って組み込んでみて良かったです。
ご家庭ごとの生活リズムに合わせて、赤ちゃん(子ども)のルーティーンができていくと思います。
できたルーティーンを崩して、新しいルーティーンに慣らすのって、体力と気力が要りますよね。
できればずっと同じでいきたい…とついつい思ってしまうのですが、子ども自身も毎日変わっていきますよね。
今回めんペンも、新たに乗り物が好きになったがために、いつのまにか日々の読み聞かせの機会が減っていました。
少しのことですが「最近○○だな」「もっと○○した方がいいかも」と気づけるアンテナと、
いつでも柔軟に対応できるような心構えをしておくことの大切さを学びました。
以上、寝る前の読み聞かせを始めてみた話でした。どなたかの参考になれば幸いです。
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