【りすの教育持論】褒めすぎて悪いことはそんなにない!

謙遜は日本の美学と言われます。

私自身、日常生活でもつい謙遜してしまうことがよくあります。

自分自身のことと同じくらい、子どものことを謙遜して言う親は多いのではないでしょうか。


自分が子ども時代のことを思い出してみると、

親同士の井戸端会議は「〇〇ちゃんとこは良いよ~賢いもん」「いやいや、うちだって家では××だよ」の無限ループ。

また、前職で幼児教室で講師をしていた時、

保護者がお迎えに来た時に今日頑張ったことやできるようになったことなどを伝えていました。

ある子のことを褒めると

「そんなことないですよ。これはできないですから。」「本当ですか~?」「学校ではできないんですけどね」などなど。


「そうなんですよ、家でも頑張っています!」なんて言葉はほとんど聞いたことがない。



かく言う私の両親も、積極的に褒めてくれるタイプではありませんでした。

(かと言って、褒められたことがないとか、けなされてばかりだったとか、そんなことは全くないのですが。)

小学生時代のある日「学級委員になったよ」と報告すると「自分で立候補したの?出しゃばりだね」と言われました。

本気で怒って言われたわけではないです。冗談めかして、笑って言われました。

幸い私自身はそう言われて萎縮していくタイプではなかったのでここまで元気に生きてこられたけれど(笑)、今考えると、親としてもっと別の言葉をかけられたのではないかと思います。



親になった今、もしめんペンが同じように報告をしてきたらなんと言ってあげられるだろうか、と考えます。

純粋に、立候補しようと思ったきっかけや、学級委員としてどんなことを目指しているのかなどを聞いてみたいです。

まず何より、人のために何かしようとして行動したことをほめてあげたいです。



褒めたって何か減るもんじゃないですよね。無料です。ただです。

前職の経験から、たまにはビシっとしかってしめないとどんどん調子にのって悪い方へ行く子もいれば、

褒めてぐんぐんのびるタイプの子もいるということも分かります。

しかし最近思うのは、褒めすぎて悪いことってそんなになくないか?ということです。

親が褒めすぎたせいで鼻高々の嫌な感じになる子はいたとして、褒められすぎて悪い人になる子っていないのではないでしょうか。

犯罪に走る人とか、人を故意に傷つける人って結局自信がなかったり、劣等感があったりする気がします。

たくさんほめられて自信や誇りを持っている人、最近流行りの言葉で言うと自己肯定感の高い人って、悪いことをしないと思います。私には想像ができません。

自分を大切にする気持ちがあれば、する必要がないですよね。

自分の子どもが悪い人にならないためならいくらでも褒めます。笑


保育園でも先生にめんペンのことを褒められるとついつい「そんなことないですよ~」と言ってしまいます。

ただでさえ日本人は褒める癖があまりないと思うので、今後は“褒めすぎくらいでちょうどいい!”を心がけて声掛けしていきたいです。 

こりす村〜1歳児母の子育てブログ〜

一児の母、りすが運営する育児と諸々のサイト「こりす村」です。 夫のおいぬさんと息子のめんごしペンギンと3人で暮らしています。 子育て、教育、英語、旅行、シナぷしゅなどなど…テーマは様々。 いずれは教材配布なんかもしたいと思っています!

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