【誘発分娩】めんペン出産ストーリー①

今回からは、めんペンくん出産のときのお話しを3回に分けて書こうと思います。


めんペンの出産は「誘発分娩」でした。

今回は、誘発分娩が決まるまでについてと誘発分娩でよかったことを書いていきたいと思います。




予定日が近づくも…


予定日が近づいてきた私は、あることに気づきました。…全くお腹が張っていない!

インスタやネットの情報を見ると「動きすぎてお腹が張った」「等間隔で張ったけど前駆陣痛だった」などと妊婦さんたちがよく書いているのですが、

正直妊娠してから産むまで「お腹が張る」の意味が分からないくらいでした。


妊娠37週に入った頃の健診で、NSTをしても全く張りがないため先生に

「どんどん張らせて!もっと動いて!」と言われる始末…

これまではあんなに張らせないように、無理しないように、大事に大事に暮らしてきたのに、

突然張らせてだなんて、全く気持ちがついていきません。

一応お天気の日にお散歩したり、健診に歩いて行ったりしましたが、9か月にわたって染みついただらだら癖は抜けず…

ついに予定日1週間前に、「予定日過ぎたら誘発しましょう。」と言い渡されました。


自然に陣痛が来たり破水したりする感覚を味わいたかったな、と少し寂しい?悔しい?気持ちもありつつ、

全く生まれる兆候がなかったので、やっと産める!とうれしい気持ちでもありました。



「無理矢理産むの?」


これは、予定日が近づいてきた私の様子を聞くために連絡をしてきた知人の一言。

「誘発分娩って、無理矢理産むってこと?予定日までに生まれるように祈っておくね!」

…悪気はないのでしょう。

未婚だし出産経験ないから状況も感覚もわからないだろうし仕方ないと思いつつ、 出産前の私にとっては結構ショックな言葉でした。


自然に産めないのは私が悪いのか、私に何か欠陥があるのか、

自然に産めないと良くないのか、薬を使って産むのって悪いことのか…

ちょっといろいろ考えてしまったのです。


そこで、NICUを担当したこともある看護師の友達に連絡し、誘発分娩について聞いてみました。

誘発分娩ってどうなの?!と思っている皆さんにぜひ知ってほしい!!

友人曰く、


・医師や看護師のいない時間に出産が立て込んだりすると母子の命に関わるから、
ある程度医者の側で出産日を操作するらしい。

(よくわからないけど、インスタ界隈でよく見る、内診してもらったら陣痛来たとかってそういうことなのかなあ)

・出産に時間がかかればかかるほど母子の負担になるから、普通分娩でも途中から誘発剤を使うことは割とよくある。 


私はこれを聞いて納得したし安心できたので、友人には感謝しています。

私と同じように誘発分娩に不安を抱く人もいると思うので、参考にしていただけるとありがたいです。


いろいろと気持ちが落ち着いた今、その“無理矢理発言”をしたその知人について考えるのですが、

もしも自分が出産するとき同じように誘発分娩になったり、誘発剤を使うことになったりしたら、どうするのでしょうね。

「使いたくない」って言うのかな。使ってしまったら自分を責めるのかな。


時代も医療も変化するし進歩するし、当たり前に思っていることってどんどん変わりますよね。

例えば無痛分娩。欧米ではすでに主流になっている国もありますが、日本でも少しずつ認知されてきています。

不妊治療を頑張っている人もいれば、人工授精でできる赤ちゃんだっています。

こだわりや理想を持つのは勝手ですが、あまりに凝り固まってしまうと自分自身が辛くなるだろうなと思います。

ましてやそれを人に押し付けるのは良くない。

私自身の戒めにもなった経験でした。



話はそれましたが、誘発分娩をしてみてよかったところをまとめます▼


  • 誘発分娩をしたことによる問題は、生まれる前も生まれた後もなかった。
  • 陣痛や破水が突然起きて慌てて…ということがなく、しっかり準備をして病院に行き、落ち着いて出産に臨めた。
  • 出産日は病院が出した候補の中からこちらの希望も汲んでもらえたので、おいぬさんが立ち合える日を選ぶことができた。

(一人じゃ産めなかったから、これは本当によかった。)





というわけで、めんペン出産ストーリー第一弾・誘発分娩についてでした。

次回は、出産当日の流れと今回の出産でやってよかったことをお伝えしようと思います。 



こりす村〜1歳児母の子育てブログ〜

一児の母、りすが運営する育児と諸々のサイト「こりす村」です。 夫のおいぬさんと息子のめんごしペンギンと3人で暮らしています。 子育て、教育、英語、旅行、シナぷしゅなどなど…テーマは様々。 いずれは教材配布なんかもしたいと思っています!

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