我が家は共働きです。
めんペンくんは今年の4月、10か月のころから保育園に通っています。
ご家庭によってはもっと小さいときから保育園に預けざるを得ないこともありますよね。
そんな方々なら一度は経験があると思います…
「こんなに小さいのに、保育園に預けてかわいそう。」という外野からの言葉。
果たして本当にかわいそうなのでしょうか。
めんペンくんの様子とともに、私の考えをお話ししていきます。
【確かにかわいそうかも…と思うポイント】
・体調が悪くなった時に呼び出される(←これは自分のこと)
私としては、仕事中に呼び出されるのが結構ネックです。
おいぬさんは比較的融通が利くお仕事なので助けてもらうことが多々ありますが、
そうはいかないご家庭も多いでしょう。
私は、今は仕事モード!ここからはおうちモード!と分けたいタイプなので、
作業の中断を余儀なくされて、他の人に謝って、急いで帰って病院に行って…
というのが結構ストレス。
しかし他でもない、最もストレスを感じているのはめんペンくんですよね。
体調が悪い中、いつ来るかわからない迎えを待っているのは、確かにかわいそうです。
・体調がすぐれないときにも休まる環境にいられない
上記に関連して、呼び出されるほどじゃないけど体調がすぐれないとき、
ちょっと下痢してる、とか、機嫌が悪い、とか
そういうときにも保育園で気を張っていなくてはいけない、というのは確かにかわいそうです。
大人でもいやですね。
・慣れるまでの精神的負担が大きい
4月に保育園に行き始めたころは本当にかわいそうでした。毎日別れるときに泣いて泣いて。
「今日は泣いていてミルクが飲めませんでした」と言われていたころは結構ショックでした。
ずっとこのままだったらどうしよう、
やっぱり保育園やめたほうがいいのかな、
と思うこともありました。(めんペンくんの場合慣れるまで1か月ほどかかりました。)
【保育園に通っていてよかった!ポイント】
先に良くないポイントを書いてしまいましたが、
今の気持ちとしては、通わせていてよかった!!!!という思いが断然強いです。
こちらも一つずつ解説していきたいと思います。
・人に慣れた
入園前は児童館に連れて行っても、 人に会うごとに泣いて遊ぶどころではなかっためんペンくん。
この性格どうしたもんだろう、と悩んでいましたが、 保育園に入園して完全に解決しました!
・両親以外の大人と関わる
おいぬさんも私も実家が遠方なので、
生まれてからずっと両親以外の大人と関わることがほとんどなかっためんペンくん。
保育園に入って先生方と関わる中で、 いつも自分の思い通りにはならないこと、
家とは違うやり方があることなどを絶賛学び中だと思います。
我慢することや、広い視野を持つことができるようになると良いなと思います。
また、両親以外の大人に愛され、かわいがられることで、
めんペン自身が自分を愛して認める力も養ってもらいたいと願っています。
・同じ年の子どもとの関わり
ある日の連絡帳を読んで驚きました。
「お友達といないいないばあを見せ合いっこしていましたよ」
「お友達と追いかけっこしていました」
…お友達と遊べるの?!?!?!?!?!
人に会うだけで泣いていためんペンが他人と一緒に遊んでいるだなんて、
初めて聞いたときは感動しました。
本人たちにどのくらい “友達” の自覚があるかわかりませんが、
毎日長い時間を同じメンバーで過ごす保育園だからこその経験だろうな、と思います。
・バランスのとれた食事を食べさせてくれる、食事の練習もさせてもらえる
これに関しては本当に感謝しかありません。
▼こちらの記事に書いたように、
新しい食材、新しい硬さ(離乳食の段階?)に出会ったときに、
一切口をつけなくなってしまう慎重派のめんペン。
せっかく作り溜めしたメニューを食べてもらえず、私自身イライラしてしまうことが多々あります。
料理を食べないだけなら我慢できるのですが、
栄養が足りていなかったらどうしよう、
成長に影響が出たらどうしよう、
このままずっと柔らかいものしか食べなかったらどうしよう、
と心配になるから余計イライラするんですよね。
でも、保育園で3食(午前のおやつ、昼食、午後のおやつ)食べ始めてからは、
「保育園であったかくておいしいもの食べてるんだから、家で食べなくてもとりあえず大丈夫!」
と考えられるようになりました。
これ一つでかなり気持ちが違います。
硬さや新食材の相談をしてくれたり、
スプーン食べの練習をすすめたりしてくださる先生方には頭が上がりません。
・家ではできない体験をさせてもらえる
保育園では、スタンプ押しやシール貼りなどの毎月の制作、
七夕やクリスマスなど季節感のあるイベント、
クラスでのお誕生日会など、毎日毎日違ったお楽しみを用意してくださっています!
最近では運動会の練習を見学しているみたいです。
お兄さんお姉さんたちがかけっこをするのを間近で見るなんて、刺激になりそう!!
イベントや工作なんて家でもできるよ、と思うかもしれませんが、
毎日毎日一緒に過ごしていたとして、日々楽しい遊びや知育を準備し提供できる自信、私にはありません!
やはり、お仕事としてやっているプロの方々にお任せできるのはありがたいですね。
・自分自身の気持ちのバランスがとれる
私の中ではこれが非常に大きいです。
仕事に集中できて、 ”お母さんじゃない時間” があることが、私の気持ちを休めてくれています。
会っていない時間があるからこそ「早く会いたいな!帰ったら何して遊ぼうかな!」という気持ちをチャージできている感じ。
仕事して帰ると余計疲れそう、と思われるかもしれませんが、
一緒にいられない時間があるおかげで、一緒にいるときには全力で可愛がれていると感じています!
今日は保育園に行かせていて確かにかわいそうと思うこと、行かせていてよかったこと、をお話ししてきました。
”小さいうちから保育園に行くのはかわいそうか?”
この質問の答えは、大人が決めるものではないですね。
ましてや家庭の状況をわかっていない外野が言ってよいことではない。
少なくとも ”保育園に行かせることがかわいそうなこと” ではないはずです。
私自身1歳になると同時に保育園に行っていましたが、自分がかわいそうだなんて一度も思ったことはありません。
家庭環境や事情もそれぞれ違います。
行かせたいと思って行かせている人も、本当は行かせたくないと思っている人も、
喜んで行く子も嫌がって行く子も、本当に様々だと思います。
すべては子ども本人がどう感じるか。
重要なのは保育園に行っているかどうかでなく、
子どもの気持ちや様子に寄り添ってあげることではないでしょうか。
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