こんにちは!
数学の最低点は100点満点中の17点、ド文系のりすです。
ずっとド文系の人生を歩んできたのですが、ここ数年仕事の関係で科学に興味を持つようになりました。
計算とか化学式?とか難しいことは相変わらずさっぱりですが、
単純に身の回りの現象の意味や仕組みが分かるのって楽しいです!
というわけで、こちらのブログでもお子さんとできる簡単な実験を紹介したり、
私のように理科に苦手意識のあるお父さんお母さんに興味を持ってもらったりできるような記事を書いていけたらと思っています。
ただ、タイトルにあるように『ゆるゆる科学』です😌
性格がこんななのできっちりした実験はできませんし、
詳しいことはよくわかんないのでゆるめにやっていきたいと思います。
記念すべき第一回は、『おうちでできる指示薬実験』です🧪
突然ですが、指示薬ってご存知ですか?
指示薬とは、特定の物質や性質に反応する薬品のことです。
中学校の理科では、液体の酸性・中性・アルカリ性を調べるためにBTB溶液を使ったと思います。
もともとは緑色のBTB溶液は、黄色になったら酸性、青色になったらアルカリ性!
ってな感じで色の変化で溶かしたものの性質を教えてくれます。
この指示薬の実験、実はおうちでも簡単にできるんです!
指示薬の代わりに、アントシアニンの入った野菜や果物を使います🍴
アントシアニンとは??▼
アントシアニンって紫の色素らしく、いろんな植物が持っています。
私たちが手に入れやすい食材にも入っていて、例えば紫キャベツとか、紫芋、赤玉ねぎ、ブルーベリーなど。
一番手に入りやすくて実験しやすいのは紫キャベツかなあと思いますが、今回はなんとブドウの皮を使って実験しました!リッチ!笑
(貰い物のブドウをめんペンにあげるために皮を剥いたときにこの実験を思いついた。)
【実験準備】
①こちらがめんペンのために剥いたブドウの皮です。包丁は面倒くさいので、ハサミで細かく切ります。
②切れました。(汚くてごめんなさい)
③チャック付きの袋に入れてお湯を入れます。
紫キャベツだと鍋で煮るので、温度が高い方が良いっぽいのですが、
今回は袋に入れて手で触るので水道で出てくる程度のぬる〜いお湯でやりました。
④揉んで色を出します。
めんペンにも手伝ってもらいました。
⑤紫っぽくなってきました!
ちょっと薄いけどまあ良いでしょう。
⑥透明のコップに分けて入れます。
これで準備完了です!!
【いざ、実験】
あとはこの中に調べたいものを入れるだけ!
まずは手始めに酸性・中性・アルカリ性を出してみましょう。
酸性といえば、お酢!と思いついたのですが、純粋なお酢はありませんでした…
だしまろ酢があったので入れてみます。
アルカリ性になるのは、炭酸マグネシウムの入った食塩。
(塩は中性と覚えている人が多いと思いますが、炭酸マグネシウムが入っているものはアルカリ性になります。内容物のとこに書いてあるよ。探してみてね〜)
左から食塩(炭酸マグネシウム入り)、何もしていないもの、だしまろ酢。
はい、こんな感じの色になりました。思ったよりきれい!!映えてるね!!
このように、アントシアニンの紫色の液は、
- 酸性→ピンク
- 中性→そのまま紫
- アルカリ性→青
になります。
1つ何も入れないのを残すと、色の変化がよく分かります。
4分ほど経ったらなぜか…
青がどんどん緑に近くなってきました…なんで〜?
こんな感じで好きなものを垂らしていけばよいだけの簡単実験です。
他にもいくつか試してみました。
キッチンハイター
うえ~
強い塩素だから濃いピンクになるかなと思って入れたのですが、
めっちゃ汚い色になりました…なぜ。
ピンクを通り越して黄色?茶色?初めて見た…
アントシアニン液が残り少なくなったのでここからはめちゃくちゃ少量でやります…笑
さすがゆるゆる実験。
左から梅干しの汁入り、何も入れていないもの、塩麹入り。
梅干しは酸性ですね!綺麗。
塩麹は中性ということで良いのでしょうか?濁っただけのように見える。
もっと青を作りたかったですが何入れたらなるのか思いつきませんでした…
はい、ここまでで今日の実験は終了です~
今回はアントシアニン液が薄かったので、醤油とか色の濃いもの入れると色が見えなくなりそうだな〜と思い、
なるべく色の薄いものを入れてみました。
お湯の温度を少しあげてしっかり揉むと、もっと色が出るかもしれません。
調味料や洗剤など、身の回りのものをいろいろ調べてみてください!
めんペンはまだ小さすぎて無理ですが、
もう少し大きくなったらこんなふうにおうちで一緒に実験したいな〜
どなたかの参考になれば嬉しいです!✨
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